2015年 01月 08日
ESLのこと。子供の現地校のこと。今シーズンからはアドバンスの一番上のクラスになります(半強制的です!)。あぁ、心配。
まぁでも楽しい世界の仲間たちがいるのでだいじょうぶ。
新しい国の人と出会えるのをすごく楽しみにしてるわたし。
駐在3年目。
最近次女(10歳)からはこんなことを言われてる。
「お母さんの英語は本当にひどい、でもいつもポジティブで恐れなく話かけてる」
と。嬉しいような嬉しくないような。
次女は渡米当時8歳。英語を「自然」に習得できるぎりぎりの年齢。
もともと言葉に興味があり読書も大好きなせいか、とてもおとなしい性格だけど
吸収力はすごい。
ディズニーものの映画なら字幕なしで理解でき、書くのも読むのもばっちり。
長女、渡米当時12歳。
こちらはその子の性格にもよりますがこの年齢での渡米、英語習得はかなりの努力と
大人並みの「勉強」が必要です。
そして、一番必要なのは「精神力」です!どこまで耐えられるか。
絶対に!!!「自然」には身につきません。2年半経とうとしている今でも
会話は難しい・・・。
ましてや中学生になる多感な年ごろ。日本の勉強と現地校での勉強、人間関係・・・。
現地の中学生が話す英語、聞いた事ありますか?
スラングもいっぱいでまず聞き取れません。簡単な単語ですら、です。
正しいフォニックス発音も出来ないので話しても通じません。
大人のように理解しようともしてくれません。
「何言いたいのか分からない」と言われ終わります。
アメリカ人は日本人と違って我慢しません。思ったことをそのままズバ!!!っと口に出します。
どんなに傷つくことでも。
とにかくYES NOがはっきりしています。
オブラートに包みません。人の気持ちを「察する」と言う事もまずありません。
意思表示出来ないと、誰も吊り上げてはくれません。
歴史や理科の授業なんか最悪です。
想像してください。日本語の全く出来ないアメリカ人が普通の日本の公立中学で
日本史を習います。古典の授業や国語の授業を受けます。
理科も地球の「核」の事を何か月も勉強します。
そんな学校生活で一日過ごします。子供のストレスの大きさは親には分かり得ません。
それに加え、日本の勉強、宿題が+されます。
アメリカの勉強は中学生になると1年中「自由研究」をしているような感じです。
3、4人のグループで調べ資料を作りプレゼンテーションするのです。
当然「おいてけぼり状態」になります。
正直言って高学年を連れてくるのは本当に苦しい毎日を子供は過ごす事になるので
これから駐在する方はよく考えてあげてくださいね。
「そうは言っても、子供だから吸収して英語ペラペラになるよ~」
などと言う考えは宇宙にでも放り投げてください。
絶対に!!!なりません!!!!!!
100%言えます。
親子共にやられます。
現地校へ通えなくなり帰国したお子さんもいます。平日の現地校は行かず
週1回の日本語学校だけ通っていると言うお子さんも。
現地校へは通っているけれど、ランチの時間は母親が学校へ出向き、車の中で
お子さんと二人で食べて過ごす方もいます。
無事に任期を終え、日本へ帰国しても馴染めず「帰国子女英語ペラペラ伝説」に
悩まされウツなったお子さんも。
色んなパターンがありますが、本当に涙が出ます。
スターバックスに通う事、1年。どれだけ投資したことか。
1年経ってようやく1回で注文が通るようになりました。
「Tall Latte」。
この2単語ですよ。Lの発音が実はとても難しい。
「Gold」も、カタカナで考えると通じません。
やっかないな「R」と「L」
「あなたの英語、上手になってる!」といつものナイスガイの店員さんに先日言われ
有頂天に。
なのにそのあとすぐに「~~~phone?」と聞かれ、携帯でいつも支払うので
携帯がいるのかと慌ててバッグから取り出した私。
そしたら大笑いされて、よぉく聞くと「phone」ではなく「foam」だった・・・・・。
ラテの泡をトップに乗せる?と聞かれていました。
赤面・・・・。
いきなり変化球なげないでぇぇ。
新年そうそう重たいブログになってしまってすみません。